源の由来、語源、分布

ミナモト 【源】^{レベル5
約4,900人}  日本姓氏語源辞典

大阪府、石川県、富山県。ゲンは稀少。

①創賜。「天皇とみなもとを同じくする」の意。京都府京都市で814年（弘仁5年）に平安時代の天皇である嵯峨天皇が32人に源姓を与えたのが最古の賜姓。以降の賜姓に平安時代の天皇の仁明天皇、文徳天皇、清和天皇、陽成天皇、光孝天皇、宇多天皇、醍醐天皇、村上天皇、冷泉天皇、花山天皇、三条天皇、後三条天皇、後白河天皇、鎌倉時代の天皇の順徳天皇、後嵯峨天皇、後深草天皇、亀山天皇、後二条天皇、鎌倉時代・南北朝時代の天皇の後醍醐天皇、戦国時代・安土桃山時代の天皇の正親町天皇からがある。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代にあった。富山県氷見市棚懸では草分けと伝える。京都府与謝郡与謝野町岩滝では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県大島郡伊仙町糸木名に分布あり。

②シナ（中国）系。東京都大田区で2008年8月8日に帰化の記録あり。日本音はゲン、シナ音はユエン。

ゲン 【源】^{レベル5
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源ミナモト参照。