チョウ 【張】レベル5
約4,300人
日本姓氏語源辞典
東京都、徳島県、大阪府。ハリも含む分布。徳島県でハリが存在。
①シナ(中国)系。事物。弓を製造して弓正の職名を称していたと伝える。時代、位置不詳。神奈川県横浜市中区山下町に分布あり。シナ音はジャン。
※唐系。シナ(中国)系と同源。前漢の高祖の家臣である張良の後裔と伝える。
②コリア(朝鮮・韓国)系。事物。本姓は長で優れた弓術により長に弓偏をつけ張姓を称したと伝える。時代、位置不詳。大阪府大阪市生野区新今里に分布あり。コリア音はチャン。長参照。
③明系。シナ(中国)系と同源。山口県萩市堀内が藩庁の長州藩士に江戸時代にあった。同藩士は長崎県平戸市に1532年から1555年(天文年間)に漂着した張忠の後裔と伝える。後に愛知県名古屋市に移り医師となった。
④地形。ハリは開墾地から。徳島県徳島市津田町では漁業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。鹿児島県の奄美群島の一字姓。発音はハル。鹿児島県奄美市名瀬大字西仲勝に分布あり。
⑤ベトナム系。ベトナム音はチュオン。