カノウ 【和】レベル3
約130人
日本姓氏語源辞典
鹿児島県、兵庫県、東京都。三重県四日市市でカズ、宮城県でニギが存在。イズミ、ヤマトは稀少。
①鹿児島県大島郡和泊町和泊発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はワドマリ。和泊の「和」を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。同地に分布あり。同地に隣接する鹿児島県大島郡和泊町和は江戸時代に記録のある地名。地名はワ。
②鹿児島県大島郡大和村大和浜発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はヤマトハマ。大和浜の「和」を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。発音はニギ。
③山口県長門市三隅下浅田にある浄土真宗の西福寺の僧侶による明治新姓。発音はヤマト。同寺では長田姓が俗姓と伝える。長田参照。
※百済系。奈良県(旧:大和国)発祥。古墳時代に記録のある地名。大和はヤマト。783年(延暦2年)に和朝臣の氏姓を賜った事例があった。氏はヤマト。京都府京都市、奈良県に平安時代にあった。
④シナ(中国)系。中華人民共和国のナシ人の姓としてあり。埼玉県狭山市で2000年10月16日に帰化の記録あり。日本音はワ、シナ音はホー。
2022年 3月 21日 更新