カツ 【勝】レベル5
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日本姓氏語源辞典
岐阜県、鹿児島県、愛知県。スグレは稀少。東京都でスグレが存在。
①創賜。勝利から。岐阜県中津川市茄子川では愛知県新城市長篠で夢にでてきた「勝」の字により源氏の後裔が称したと伝える。伝承からの推定では1575年(天正3年)にあった長篠の戦いの頃。同地では愛知県東部(旧:三河国)の出で「かみ」の屋号を使用していたと伝える。屋号の語義は不詳。源参照。
②滋賀県長浜市勝町発祥。江戸時代に記録のある地名。東京都千代田区千代田が政庁の江戸幕府の幕臣に江戸時代にあった。同幕臣に伝承あり。
③千葉県袖ケ浦市勝発祥。室町時代に「加津」の表記で記録のある地名。
④鹿児島県大島郡瀬戸内町勝浦発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はカチウラ。勝浦の「勝」を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。同地に分布あり。
⑤鹿児島県奄美市名瀬大字仲勝・名瀬仲勝発祥。江戸時代に記録のある地名。仲勝の「勝」を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。地名はナカガチで「中勝」とも表記した。同地に分布あり。
※鹿児島県奄美市名瀬大字西仲勝は江戸時代に記録のある地名。地名はニシナカガチ。同地で1879年に記録あり。
⑥鹿児島県大島郡龍郷町中勝発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はナカガチ。中勝の「勝」を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。同地に分布あり。
※鹿児島県大島郡宇検村生勝は江戸時代に記録のある地名。地名はイケガチ。同地で1879年に記録あり。