コンドウ 【近藤】レベル7
約359,500人
日本姓氏語源辞典
愛知県、東京都、神奈川県。続いて大阪府、北海道、新潟県、愛媛県、埼玉県、千葉県、兵庫県。キンドウ、コウドウ、コドウ、チカフジは稀少。
①滋賀県(旧:近江国)発祥。古墳時代に記録のある地名。地名は「淡海」とも表記した。近江の「近」と藤原の「藤」から平安時代に称する。三重県いなべ市北勢町川原では滋賀県から916年(延喜16年)に来住した藤原氏の後裔と伝える。藤原参照。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代、京都府京都市上京区御所八幡町付近が政庁の室町幕府の幕臣に室町時代、群馬県館林市青柳町が藩庁の青柳藩主、静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷が藩庁の井伊谷藩主に江戸時代にあった。兵庫県三木市別所町近藤は経由地。江戸時代に記録のある地名。地名は近藤氏の開発によると伝える。群馬県館林市近藤町は江戸時代に記録のある地名。伝承からの推定では地名は戦国時代に存在。同地に分布あり。新潟県見附市坂井町、大分県速見郡日出町真那井では草分けと伝える。愛媛県東温市河之内では江戸時代の庄屋の近藤氏を慕っていた住民が明治新姓時に称したとする伝あり。富山県砺波市広上町・深江では明治新姓と伝える。善隣。山梨県都留市つるに分布あり。
②コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。愛知県蒲郡市で1954年9月24日に帰化の記録あり。本姓は金。金参照。他姓もあり。大分県別府市で1952年12月11日に帰化の記録あり。本姓の記載なし。帰化の初出。