タケダ 【武田】レベル7
約202,300人
日本姓氏語源辞典
北海道、東京都、山形県。続いて大阪府、神奈川県、愛知県、千葉県、埼玉県、兵庫県、愛媛県。
①茨城県ひたちなか市武田発祥。平安時代に記録のある地名。山梨県韮崎市神山町武田は経由地。戦国時代に記録のある地名。地名はタケタ。茨城県行方市両宿・内宿(旧:武田郷)は経由地。戦国時代に記録のある地名。地名は武田氏の居住によると伝える。福岡県行橋市泉中央付近(旧:竹田)は経由地。江戸時代に記録のある地名。地名はタケダで1582年(天正10年)に武田氏が居住して「武田村」と呼称したと伝える。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代、京都府京都市上京区御所八幡町付近が政庁の室町幕府の幕臣に室町時代、千葉県佐倉市城内町が藩庁の佐倉藩主に安土桃山時代、茨城県水戸市三の丸が藩庁の水戸藩主に安土桃山時代・江戸時代にあった。善隣。高知県高知市長浜に分布あり。
②鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野の小字の武田から発祥。同地に江戸時代に門割制度の武田門があった。門による明治新姓。
③地形。竹と田から。徳島県美馬郡つるぎ町半田白石では明治新姓と伝える。
④コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。個人名。大韓民国東部付近(旧:新羅国)の第29代の王である武烈王の後裔と伝える裵氏が武烈王の「武」を使用。武烈の日本音はブレツ、コリア音はムヨル。長崎県長崎市(旧:西彼杵郡高島町)で1958年3月29日に帰化の記録あり。本姓は裵。裵参照。