タカモト 【高本】5 日本姓氏語源辞典
①李氏朝鮮系。大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国(旧:高麗国)発祥。高麗の「高」と日本の「本」を使用。高麗はコウライ、日本はニホン・ニッポン。熊本県では李氏朝鮮の王族が1592年(文禄元年)から1593年(文禄2年)の文禄の役で安土桃山時代・江戸時代の武将の加藤清正に従って大韓民国慶尚北道から来住して称したと伝える。
②地形。高い土地のそばから。福井県坂井市丸岡町赤坂に江戸時代にあった。同地では農業、林業に従事していたと伝える。愛知県名古屋市中区本丸が藩庁の尾張藩士に江戸時代にあった。
③河本の異形。岡山県岡山市北区丸の内が藩庁の岡山藩士に江戸時代にあった。同藩士は同時代に河本姓から改姓したと伝える。岡山県岡山市でコウモトあり。河本参照。
④コリア(朝鮮・韓国)系。創賜。高に「本」を追加。長野県塩尻市(旧:東筑摩郡筑摩地村)で1953年12月4日に帰化の記録あり。本姓は高。高参照。
⑤合略。高木の略。鳥取県米子市両三柳では高木姓の分家が「高」を残したと伝える。推定では江戸時代。高木参照。
2020年 3月 23日 更新