スナ 【砂】レベル3
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日本姓氏語源辞典
①事物。砂から。富山県では小矢部川の川底の砂を処理する治水事業をして称したと伝える。推定では江戸時代。富山県高岡市守山では土砂を扱っていたのではないかと伝える。同地は小矢部川に面した土地。静岡県静岡市葵区大間に江戸時代にあった。同地では長野県伊那市の高遠町から来住したと伝える。埼玉県南埼玉郡宮代町中ではイサゴ。
※鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県奄美市住用町大字役勝で1879年に記録あり。
②岩手県九戸郡洋野町阿子木の小字の砂から発祥。同地付近では江戸時代に砂鉄を扱っていた住民による明治新姓と伝える。
③事物。島根県松江市竪町にある浄土真宗の正源寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の砂松山から「砂」を使用。
2022年 9月 13日 更新