サコ 【佐古】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。迫の異形。奈良県吉野郡十津川村に江戸時代にあった。徳島県美馬郡つるぎ町貞光宮内では明治新姓と伝える。広島県山県郡北広島町田原、岡山県勝田郡勝央町植月東では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
③大分県中津市耶馬溪町大字大野の小字の佐古から発祥。同地付近に分布あり。
④山口県岩国市錦町須川の小字の上佐古・下佐古から発祥。同地付近に分布あり。
⑤合略。左近の略。石川県羽咋郡宝達志水町今浜では石川県羽咋郡宝達志水町山崎の宝達山の付近で1184年(治承8年・寿永3年)に出家した源氏の武士と行動をともにしていた右近、左近の左近の後裔と伝える。左近参照。
⑥合略。佐近の略。鳥取県境港市福定町では尼子氏が擬装するため称した佐近姓から改姓したと伝える。伝承からの推定では江戸時代初期。尼子参照。佐近参照。
⑦マリ系。京都府京都市左京区で2002年10月15日に帰化してサコを音訳して改姓。原綴はサコ(Sacko)。
2022年 7月 31日 更新