キムラ 【木村】レベル7
約566,400人
日本姓氏語源辞典
東京都、北海道、大阪府。続いて神奈川県、埼玉県、青森県、愛知県、茨城県、千葉県、兵庫県。
①地形。木と村から。富山県砺波市鷹栖では明治新姓と伝える。鹿児島県日置市吹上町与倉に江戸時代にあった門割制度の木村屋敷から。屋敷による明治新姓。
※岐阜県美濃加茂市加茂野町木野は戦国時代に「木村」と呼称した地名。木野はコノ、木村はコノムラ。同地に分布あり。
②栃木県栃木市都賀町木(旧:木村)発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名は「城村」とも表記した。青森県三戸郡五戸町で伝承あり。
③滋賀県東近江市木村町発祥。江戸時代に記録のある地名。山梨県山梨市三ケ所で伝承あり。同地では山梨県で戦国時代に武田氏の家臣だったと伝える。
⑤コリア(朝鮮・韓国)系。複数の起源の全体における推定での比率は約2%。合略。李が含む「木」を使用。岩手県和賀郡西和賀町(旧:和賀郡湯田村)で1954年11月20日に帰化の記録あり。本姓は李。李参照。
⑥コリア(朝鮮・韓国)系。合略。朴が含む「木」を使用。愛知県名古屋市千種区で1953年7月31日に帰化の記録あり。本姓は朴。朴参照。
⑦コリア(朝鮮・韓国)系。合略。宋が含む「木」を使用。熊本県熊本市で1978年7月21日に帰化の記録あり。本姓は宋。宋参照。
⑧アイヌ系。推定での比率は1%以下。北海道沙流郡平取町荷負発祥。地名はニオイ。江戸時代に「ニヲエ」の表記で記録のある地名。アイヌ語のニ・オ・イは「漂木・ある・ところ」の意。
⑨善隣。紀村の異形。岡山県倉敷市林の小字の熊坂で伝承あり。改姓の時代は不詳。