朝野の由来、語源、分布

アサノ 【朝野】^{レベル5
約3,800人}  日本姓氏語源辞典

富山県、大阪府、兵庫県。トモノは稀少。長崎県でトモノが存在。

①浅野の異形。富山県魚津市経田中町に分布あり。大阪府藤井寺市、兵庫県三田市に江戸時代にあった。

※791年（延暦10年）に朝野宿禰の氏姓を賜った事例があった。位置不詳。

②佐賀県・長崎県（旧：肥前国）で朝長氏が称したと伝える。時代不詳。長崎県大村市玖島が藩庁の大村藩士に江戸時代にあった。朝長トモナガ参照。

③愛媛県松山市朝生田町は江戸時代に記録のある地名。地名はアソダ。朝生田の「朝」を使用。同地に分布あり。

④鹿児島県奄美市名瀬大字朝仁・朝仁町発祥。江戸時代に記録のある地名。朝仁の「朝」を使用。同地に分布あり。

⑤鹿児島県大島郡喜界町大朝戸発祥。江戸時代に記録のある地名。大朝戸の「朝」を使用。同地に分布あり。

⑥地形。鹿児島県の奄美群島の一字姓である朝に「野」を追加。推定では1953年の日本復帰時。鹿児島県奄美市笠利町大字節田に分布あり。同地に朝姓あり。朝アサ参照。

⑦コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は約3%。朝鮮に「朝」あり。石川県小松市で1980年3月25日に帰化の記録あり。本姓は金。金コン参照。他姓もあり。

⑧アイヌ系。推定での比率は1%以下。推定では日本人の姓と同源。北海道日高郡新ひだか町の静内が起源地。

トモノ 【朝野】^{レベル5
約3,800人}  日本姓氏語源辞典

朝野アサノ参照。