キタ 【喜多】レベル6
約26,800人
日本姓氏語源辞典
大阪府、奈良県、兵庫県。続いて石川県、北海道、徳島県、東京都、三重県、京都府、和歌山県。
①地形。北の異形。徳島県三好市西祖谷山村一宇では北姓から改姓したと伝える。伝承からの推定では江戸時代初期。徳島県吉野川市川島町桑村では1592年から1596年(文禄年間)頃に北姓から改姓したと伝える。同地では1827年(文政10年)に喜多姓から北姓に戻したとの伝もあり。富山県砺波市鷹栖では明治新姓と伝える。善隣。奈良県五條市今井に分布あり。
②愛媛県喜多郡発祥。平安時代に記録のある地名。石川県羽咋郡宝達志水町北川尻、石川県河北郡津幡町倉見で伝承あり。
③合略。北畠の略。三重県多気郡明和町行部では北畠氏の後裔が北岡姓を称してさらに改姓したと伝える。推定では戦国時代。北岡参照。北畠参照。
※合略。宇喜多の略。大阪府泉佐野市の浄土真宗本願寺派の寺では安土桃山時代の武将である宇喜多秀家の一族が大阪府大阪市中央区大阪城の大阪城で1615年(慶長20年)にあった大坂夏の陣後に改姓したとの伝あり。宇喜多参照。
2022年 8月 22日 更新