フジタニ 【藤谷】レベル5
約17,000人
日本姓氏語源辞典
北海道、広島県、秋田県。フジヤも含む分布。秋田県でフジヤが存在。トウヤは稀少。
①合略。藤原の略。滋賀県高島市朽木村井では同地に平安時代にいた藤原氏の後裔が「藤」を使用して称したと伝える。鎌倉時代の僧侶で浄土真宗の開祖の親鸞が藤原氏の後裔との伝により「藤」を使用した僧侶による明治新姓。寺の例。富山県滑川市領家町にある浄土真宗の養照寺。善隣。奈良県五條市野原東に分布あり。藤原参照。
※屋号の屋に「谷」を使用する例あり。秋田県湯沢市上院内松根に分布あり。
②神奈川県鎌倉市扇ガ谷(旧:藤谷)発祥。地名はフジガヤツで鎌倉時代にあった藤原氏の邸宅からと伝える。千葉県中部(旧:上総国)に戦国時代、京都府京都市に江戸時代にあった。
2021年 12月 18日 更新