ニイベ 【新部】レベル4
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日本姓氏語源辞典
新潟県、埼玉県、東京都。ニベも含む分布。新潟県でニベが存在。シンべは稀少。
①合略。新田の略。新田の「新」を使用。新潟県上越市柿崎区百木では鎌倉時代・南北朝時代の武将である新田義貞の後裔の新部氏が1596年から1615年(慶長年間)に草分けとなったと伝える。「新田部」とも呼称していたとの伝あり。時代、位置不詳。新田部は現存するか不明。新田参照。神奈川県では新潟県上越市から1920年頃に来住したと伝える。
※群馬県前橋市では後漢の時代のシナから来住した新来漢部の後裔で新潟県上越市の柿崎から江戸時代に来住したと伝える。新来漢部はイマキノアヤベ。
②事物。新しい部屋から。徳島県三好市東祖谷落合では新しい屋敷による「しんや」の屋号を使用していたと伝える。推定では江戸時代。伝承での発音はシンベ。徳島県徳島市徳島町城内が藩庁の徳島藩士に江戸時代にあった。
2021年 11月 4日 更新