嘉納の由来、語源、分布

カノウ 【嘉納】^{レベル4
約1,300人}  日本姓氏語源辞典

兵庫県、鹿児島県、沖縄県。

①創賜。兵庫県神戸市東灘区御影本町では鎌倉時代・南北朝時代の天皇である後醍醐天皇に酒を献上して「喜んで受け取る」を意味する「嘉納」の語から称したと伝える。同地に江戸時代にあった。徳島県美馬郡つるぎ町半田東久保の川見氏が1716年から1736年（享保年間）に称したと伝える。川見カワミ参照。

②鹿児島県大島郡龍郷町嘉渡（旧：嘉徳）発祥。江戸時代に記録のある地名。嘉徳の「嘉」を使用。同地に分布あり。

③鹿児島県大島郡瀬戸内町嘉入発祥。江戸時代に記録のある地名。嘉入の「嘉」を使用。同地に分布あり。

④鹿児島県大島郡瀬戸内町嘉鉄発祥。江戸時代に記録のある地名。嘉鉄の「嘉」を使用。同地に分布あり。