ゴウハラ 【郷原】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。郷と原から。島根県江津市では1332年から1333年(正慶年間)に鳥取県東伯郡琴浦町八橋付近(旧:八橋郡)の郷原に居住していたと伝える。位置不詳。鳥取県西伯郡伯耆町福岡(旧:郷原)は江戸時代に記録のある地名。地名はゴウバラ。鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士に江戸時代にあった。同藩士は島津氏が1711年(正徳元年)に賜ったと伝える。島津参照。
②鹿児島県鹿屋市郷之原町発祥。同地に江戸時代に門割制度の郷原門があった。門による明治新姓。
③鹿児島県肝属郡錦江町田代川原郷ノ原発祥。同地に江戸時代に門割制度の郷ノ原門があった。門による明治新姓。
④長野県塩尻市広丘郷原発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はゴウバラ。長野県塩尻市広丘堅石では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。長野県長野市松代町松代が藩庁の松代藩士、神奈川県鎌倉市笛田に江戸時代にあった。
⑤群馬県安中市郷原発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はゴウバラ。群馬県高崎市箕郷町東明屋の箕輪城の城主だった長野氏の家臣に戦国時代にあった。
2022年 5月 8日 更新