エトウ 【江藤】レベル6
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日本姓氏語源辞典
福岡県、大分県、熊本県。続いて宮崎県、神奈川県、東京都、大阪府、静岡県、愛知県、三重県。
①大江姓、藤原姓あり。大江参照。藤原参照。長崎県対馬市に戦国時代、大分県玖珠郡玖珠町森が藩庁の森藩士、大分県佐伯市大手町が藩庁の佐伯藩士、佐賀県佐賀市城内が藩庁の佐賀藩士に江戸時代にあった。宮崎県日向市日知屋では藤原氏の後裔で奈良県から宮崎県に1392年(明徳3年・元中9年)に来住したと伝える。福岡県朝倉市一木では飛鳥時代の政治家である藤原鎌足の家臣だったと伝える。佐賀県小城市付近(旧:小城郡)に1334年(建武元年・元弘4年)に来住した平氏の後裔の千葉氏が称したとの伝あり。平参照。千葉参照。
※大分県宇佐市佐野では平安時代に藤原氏が岐阜県揖斐郡大野町付近(旧:大野郡)の江嶋荘を領して江嶋の「江」と藤原の「藤」から称したと伝える。位置不詳。
②シナ(中国)系。事物。江に「藤」を追加。神奈川県川崎市中原区で1973年2月28日に帰化の記録あり。本姓は江。江参照。
2020年 12月 21日 更新