ヤマ 【山】レベル5
約2,700人
日本姓氏語源辞典
①地形。山から。滋賀県大津市北小松では明治新姓と伝える。鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県大島郡徳之島町亀津に江戸時代にあった。富山県で山屋の屋号からとの伝あり。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。
※奈良県に平安時代に山公の氏姓があった。
※合略。山部の略。785年(延暦4年)に奈良時代・平安時代の天皇である桓武天皇の諱の山部を憚って略した事例があった。山部参照。
②鹿児島県大島郡徳之島町山発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はサン。地名を使用した鹿児島県の奄美群島の一字姓。同地に分布あり。
③三重県伊賀市島ケ原山菅発祥。山菅の「山」を使用。同地に分布あり。
④コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。合略。崔が含む「山」を使用。奈良県奈良市で1982年5月22日に帰化の記録あり。本姓は崔。崔参照。
⑤シナ(中国)系。大阪府大阪市浪速区で2005年11月25日に帰化の記録あり。日本音はサン、シナ音はシャン。
2022年 1月 27日 更新