オオノ 【大野】レベル7
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日本姓氏語源辞典
東京都、埼玉県、愛知県。続いて千葉県、神奈川県、大阪府、岐阜県、北海道、愛媛県、兵庫県。
①岐阜県揖斐郡大野町付近(旧:大野郡)から発祥。702年(大宝2年)に記録のある地名。
③香川県高松市香川町大野発祥。奈良時代に記録のある地名。岐阜県岐阜市椿洞で伝承あり。
④徳島県阿南市上大野町・中大野町・下大野町発祥。奈良時代に記録のある地名。
⑦茨城県稲敷市沼田付近(旧:大野郷)から発祥。奈良時代に記録のある地名。
⑨岡山県美作市野形付近(旧:大野)から発祥。平安時代に記録のある地名。
⑩福岡県築上郡築上町築城付近(旧:大野)から発祥。平安時代に記録のある地名。
⑪岐阜県高山市付近(旧:大野郷)から発祥。平安時代に記録のある地名。
⑬京都府京丹後市大宮町口大野・大宮町奥大野発祥。平安時代に記録のある地名。
⑭鹿児島県南さつま市金峰町大野発祥。鎌倉時代に記録のある地名。
⑯茨城県水戸市東大野・西大野発祥。鎌倉時代に記録のある地名。
⑰長崎県島原市有明町の大三東付近(旧:大野)から発祥。南北朝時代に記録のある地名。
⑳高知県吾川郡仁淀川町大野発祥。安土桃山時代に記録のある地名。
㉑熊本県葦北郡芦北町大野発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に同時代にあった。
㉒大分県臼杵市大野発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に分布あり。
㉔福井県大野市発祥。江戸時代に記録のある地名。群馬県邑楽郡邑楽町中野で伝承あり。高知県安芸郡馬路村馬路では福井県大野市に平安時代に居住していたと伝える。福井県大野市城町が藩庁の大野藩士に江戸時代にあった。
㉕石川県小松市大野町発祥。江戸時代に記録のある地名。新潟県新潟市秋葉区小須戸に江戸時代初期に来住したと伝える。
㉖埼玉県比企郡ときがわ町大野発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に戦国時代にあった。
㉗埼玉県秩父市大野原発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に分布あり。
㉘鹿児島県肝属郡南大隅町根占横別府大野発祥。同地に江戸時代に門割制度の大野門があった。門による明治新姓。
㉚鹿児島県南さつま市加世田内山田の小字の大野原から発祥。同地に江戸時代に門割制度の大野門があった。門による明治新姓。
㉛合略。天野の略。神奈川県愛甲郡愛川町中津では和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野の丹生都比売神社(別名:天野神社)を勧請した天野氏が天野神社を憚って一画を略して改姓したと伝える。同地に江戸時代にあった。天野参照。
㉜合略。大城の略。沖縄県うるま市大田では大城の「大」と祝女のノロの「ノ」に「野」を使用して1945年以降に改姓したと伝える。大城参照。
㉝コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。神奈川県厚木市で1956年11月12日に帰化の記録あり。本姓は文。文参照。他姓もあり。
㉞台湾系。地形。王の日本音であるオウの類似音から「大」を使用して「野」を追加。熊本県熊本市で1975年5月12日に帰化の記録あり。本姓は王。王参照。
㉟モンゴル系。静岡県静岡市で2000年6月15日に中華人民共和国内モンゴル自治区出身の楊海英が帰化してモンゴル名のオーノス・チョクトのオーノスを音訳して称する。
※京都府南部(旧:山城国)に飛鳥時代にあった。京都府京都市北区小山東大野町付近(旧:大野郷)は奈良時代に記録のある地名。
※山口県熊毛郡平生町の大野は鎌倉時代に記録のある地名。地名は大野氏の居住によると伝える。