オオムラ 【大村】レベル6
約60,700人
日本姓氏語源辞典
静岡県、東京都、大阪府。続いて愛知県、神奈川県、北海道、福岡県、兵庫県、広島県、千葉県。
①長崎県大村市発祥。平安時代に記録のある地名。静岡県島田市船木付近(旧:初倉村)で伝承あり。同地では1399年(応永6年)の応永の乱後に来住したと伝える。宮崎県延岡市の北方町で伝承あり。同地では長崎県島原市城内が藩庁の島原藩から1614年(慶長19年)に来た武士の後裔と伝える。長崎県大村市玖島が藩庁の大村藩主に安土桃山時代・江戸時代にあった。
②鹿児島県薩摩川内市祁答院町付近(旧:大村郷)から発祥。室町時代に記録のある地名。
③三重県津市白山町二本木(旧:大村)発祥。戦国時代に記録のある地名。山梨県山梨市北で伝承あり。
④地形。大きな村から。江戸時代にあった門割制度の大村門から。門の位置の例。鹿児島県鹿児島市直木町、鹿児島県曽於市大隅町大谷、宮崎県都城市安久町、宮崎県北諸県郡三股町樺山。門による明治新姓。
⑤コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約3%。千葉県香取郡多古町で1953年5月28日に帰化の記録あり。本姓は全。全参照。
※大阪府堺市中区上之付近(旧:大村郷)から発祥。奈良時代に記録のある地名。平安時代に大村直の氏姓があった。
2022年 1月 5日 更新