カナヤマ 【金山】レベル6
約29,200人
日本姓氏語源辞典
大阪府、北海道、富山県。続いて兵庫県、島根県、東京都、愛知県、神奈川県、広島県、新潟県。カネヤマも含む分布。キンザンは稀少。
①コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約30%。地形。金に「山」を追加。和歌山県和歌山市で1953年8月22日に帰化の記録あり。本姓は金。金参照。
②岐阜県可児市兼山(旧:金山)発祥。戦国時代に記録のある地名。地名の金山はカネヤマ。
③宮城県伊具郡丸森町金山発祥。戦国時代に記録のある地名。地名はカネヤマ。
⑤富山県下新川郡朝日町金山発祥。江戸時代に記録のある地名。富山県富山市金山新は経由地。江戸時代に記録のある地名。地名は江戸時代の金山氏の開発によると伝える。
⑥岐阜県下呂市金山町金山発祥。戦国時代に記録のある地名。同地に分布あり。
⑦京都府福知山市行積付近(旧:金山)から発祥。室町時代に記録のある地名。同地では茨城県那珂郡の出と伝える。
⑧事物。愛媛県宇和島市三間町戸雁に戦国時代にあった金山城から。山口県下関市での伝承。
⑨事物。山口県光市光井中央にある浄土真宗の真福寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の金光山から「金」、「山」を使用。発音はカネヤマ。
⑩事物。福岡県田川郡福智町金田にある浄土真宗の浄円寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の金鳥山から「金」、「山」を使用。
⑪事物。新潟県上越市東中島にある浄土真宗の泉光寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の照金山から「金」、「山」を使用。
⑫地形。鹿児島県鹿屋市串良町下小原に江戸時代にあった門割制度の金山門から。門名、姓はキンザン。門名は金属と山から。門による明治新姓。
⑬台湾系。合略。劉が含む「金」を使用。東京都板橋区で1993年に通名にあった。本姓は劉。劉参照。