カネハラ 【金原】レベル5
約16,200人
日本姓氏語源辞典
静岡県、愛知県、東京都。キンパラ、キンバラも含む分布。静岡県ではキンパラが主流。カナハラ、カナバルは稀少。
①千葉県匝瑳市金原発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名はカナバラ。静岡県浜松市中央区安間町に江戸時代にあった。同地では千葉県北部・茨城県南西部付近(旧:下総国)の小金原に居住して称したとの伝あり。伝承からの推定では静岡県に来住したのは鎌倉時代末期。静岡県では戦国時代に「金春」とも呼称した。金春参照。静岡県静岡市葵区梅ケ島の金山で1573年から1592年(天正年間)に記録あり。栃木県佐野市でカナハラあり。
②コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約14%。地形。金に「原」を追加。兵庫県伊丹市で1953年4月27日に帰化の記録あり。本姓は金。金参照。
2023年 12月 26日 更新