ヤスオカ 【安岡】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。やすらかな岡から。高知県香南市の夜須の出で小松姓だったとの伝あり。夜須はヤスで平安時代に「安須」の表記で記録のある地名。小松参照。長崎県対馬市に戦国時代、高知県高知市、三重県伊賀市上阿波、栃木県佐野市に安土桃山時代、高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士、高知県四万十市中村丸の内が藩庁の土佐中村藩士に江戸時代にあった。
※高知県室戸市吉良川町では1182年(治承6年・寿永元年)に奈良県五條市付近(旧:宇智郡)の安岡荘から来住したと伝える。位置不詳。
②コリア(朝鮮・韓国)系。複数の起源の全体における推定での比率は約1%。安陵の異形。大分県大分市で1964年1月29日に帰化の記録あり。本姓は李。李参照。山口県下関市(旧:豊浦郡神田村)で1952年4月28日に帰化の記録あり。本姓の記載なし。帰化の初出。
③コリア(朝鮮・韓国)系。地形。安に「岡」を追加。創氏改名での創氏にあった。本姓は安。京都府京都市伏見区で1991年2月15日に帰化の記録あり。本姓は安。安参照。
④地形。鹿児島県の奄美群島の一字姓である安に「岡」を追加。鹿児島県の徳之島で伝承あり。推定では1953年の日本復帰時。
2022年 5月 13日 更新