タテ 【舘】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①富山県富山市水橋舘町発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はタチ。同地に1083年(永保3年)に居住して三重県四日市市に1176年(安元2年)に来住したと伝える。
②合略。大舘の略。富山県富山市新保での伝承。推定では戦国時代。大舘参照。
③石川県金沢市舘町発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はタチ。同地に分布あり。
④石川県羽咋郡志賀町舘開発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はタチヒラキで石川県羽咋郡志賀町舘の出身者の開発によるとの伝あり。同地に分布あり。舘は江戸時代に記録のある地名。
⑤岩手県二戸郡一戸町月舘発祥。戦国時代に記録のある地名。地名はツキダテ。同地に分布あり。
⑥岩手県二戸郡一戸町一戸北舘発祥。地名はキタダテ。同地に分布あり。
※鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県大島郡喜界町湾で1879年に記録あり。
※楯の異形。富山県小矢部市・石川県河北郡津幡町で1183年(治承7年・寿永2年)にあった倶利伽羅峠の戦いに参加しなかった楯氏が隠遁して称したと伝える。
2022年 9月 23日 更新