羽場の由来、語源、分布

ハバ 【羽場】^{レベル5
約3,900人}  日本姓氏語源辞典

長野県、三重県、愛知県。

①長野県上伊那郡辰野町伊那富の小字の羽場から発祥。同地で戦国時代に称したと伝える。長野県伊那市長谷溝口、三重県いなべ市北勢町奥村に江戸時代にあった。

②地形。ハバは「崖」を意味する。岩手県下閉伊郡普代村第13地割普代では河岸段丘の斜面から称したと伝える。推定では江戸時代。青森県弘前市小友では石川県南部（旧：加賀国）の出と伝える。伝承からの推定では安土桃山時代の来住。岡山県新見市哲西町大野部では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。岡山県久米郡美咲町大垪和西に分布あり。同地の小字に羽場子キ、羽場脇、羽場屋敷が存在。