オリト 【織戸】レベル4
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日本姓氏語源辞典
①職業。織物を扱う家から。和歌山県和歌山市中之島では織物を扱っていた田島氏が戦功により1352年(観応3年・正平7年)に南北朝時代の天皇である後村上天皇から賜ったと伝える。田島参照。和歌山県和歌山市一番丁が藩庁の紀州藩士に江戸時代にあった。千葉県習志野市では和歌山県和歌山市から江戸時代初期に来住したと伝える。大分県佐伯市米水津大字浦代浦では和歌山県・三重県南部(旧:紀伊国)から江戸時代に来住したとの伝あり。石川県輪島市町野町東では草分けで農業、林業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。東京都では三重県松阪市で江戸時代に織物問屋が称して1893年3月29日の火災後に来住したとの伝あり。
※愛知県では大分県で織田氏の家臣が「織」の字を賜ったとの伝あり。推定では戦国時代。織田参照。
②下戸の異形。京都府で下戸姓から1963年に改姓した事例があった。
2022年 8月 6日 更新