志田の由来、語源、分布

シダ 【志田】^{レベル6
約22,100人}  日本姓氏語源辞典

山形県、新潟県、神奈川県。続いて東京都、岩手県、静岡県、北海道、千葉県、埼玉県、長崎県。

①宮城県大崎市（旧：志田郡）発祥。789年（延暦8年）に記録のある地名。岩手県大船渡市赤崎町永浜で伝承あり。新潟県魚沼市大倉沢、新潟県南魚沼市天野沢では草分けと伝える。

②信太の異形。佐賀県では佐賀県佐賀市城内が藩庁の佐賀藩主の鍋島勝茂が信濃守となった際に同藩士が「信」の字を憚って江戸時代初期に信太姓から改姓したと伝える。

③合略。志多伯の略。沖縄県での改姓。推定では1945年以降。志多伯シタハク参照。

④岐阜県高山市久々野町山梨の小字のしだから発祥。同地に江戸時代にあった。

※コリア（朝鮮・韓国）系。東京都荒川区で1961年9月14日に帰化の記録あり。「心田」ともあり。本姓の記載なし。「心田」は現存するか不明。