ヤスナガ 【安永】レベル5
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日本姓氏語源辞典
福岡県、愛媛県、長崎県。続いて山口県、大阪府、兵庫県、鹿児島県、東京都、愛知県、神奈川県。アンエイは稀少。
①福岡県田川郡大任町大行事安永発祥。江戸時代に記録のある地名。
※福岡県久留米市北野町中川(旧:安永)は南北朝時代に記録のある地名。
③創賜。好字の「安」、「永」から。1772年から1781年(安永年間)の元号あり。元号はアンエイ。愛媛県今治市菊間町浜に分布あり。同地の安永神社は記録時代不詳の神社。鹿児島県鹿屋市吾平町麓に江戸時代にあった門割制度の安永門から。門による明治新姓。北海道旭川市の東旭川では福島県伊達市保原町上保原の出で山形県米沢市丸の内が藩庁の米沢藩主の上杉氏から江戸時代に賜ったと伝える。善隣。徳島県徳島市上八万町下中筋に分布あり。
④事物。兵庫県加西市北条町横尾にある曹洞宗の楽法寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の安永山から。
⑤コリア(朝鮮・韓国)系。複数の起源の全体における推定での比率は1%以下。個人名。安に名前の「永」を追加。東京都板橋区で1957年11月28日、山梨県甲府市で1970年3月11日に帰化の記録あり。本姓は安。安参照。
⑥コリア(朝鮮・韓国)系。創賜。安に「永」を追加。愛知県名古屋市天白区、愛知県日進市(旧:愛知郡日進町)で1980年に通名にあった。本姓は安。埼玉県久喜市で1983年7月23日に帰化の記録あり。本姓は安。
2022年 1月 27日 更新