村上の由来、語源、分布

Murakami (むらかみ) 【村上】^{レベル7
約 360,300 人}  日本姓氏詞源辭典

大阪府、広島県、愛媛県。続いて北海道、兵庫県、東京都、熊本県、福岡県、神奈川県、愛知県。

①長野県埴科郡坂城町（旧：村上郷）発祥。奈良時代に記録のある地名。同地に平安時代、神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代、京都府京都市上京区御所八幡町付近が政庁の室町幕府の幕臣に室町時代、新潟県村上市本町が藩庁の村上藩主に安土桃山時代・江戸時代、広島県広島市中区基町が藩庁の広島藩士、愛媛県今治市通町が藩庁の今治藩士に江戸時代にあった。新潟県村上市村上は戦国時代に記録のある地名。

②群馬県渋川市村上発祥。鎌倉時代に記録のある地名。同地に分布あり。

③千葉県市原市村上発祥。戦国時代に記録のある地名。

④地形。村の上から。石川県金沢市大場町で伝承あり。岩手県奥州市胆沢小山、富山県砺波市鷹栖、徳島県美馬郡つるぎ町貞光横野では明治新姓と伝える。善隣。兵庫県姫路市花田町高木、愛媛県西条市氷見乙、熊本県山鹿市石に分布あり。

※771年（宝亀2年）に村上造の氏姓の記録あり。位置不詳。

⑤コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は1%以下。神奈川県川崎市で1955年6月21日に帰化の記録あり。本姓は金。金コン参照。他姓もあり。