ウマタテ 【馬立】レベル3
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日本姓氏語源辞典
千葉県、鹿児島県、茨城県。マタテ、マダチは稀少。事物。馬から。千葉県市原市では神奈川県小田原市で1180年(治承4年)にあった石橋山の戦いに敗北した平安時代・鎌倉時代の武将である源頼朝が来住して家の前に繋いだ馬からと伝える。千葉県市原市磯ケ谷が本拠。同地では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。千葉県市原市馬立は江戸時代に記録のある地名。茨城県石岡市上曽では上曽氏に仕えた刀鍛冶だったと伝える。推定では室町時代。同地に江戸時代にあった。茨城県坂東市馬立は戦国時代に「またて」の表記で記録のある地名。地名はマタテ。江戸時代にあった門割制度の馬立門から。門の位置の例。鹿児島県薩摩郡さつま町時吉、鹿児島県姶良市北山。門による明治新姓。鹿児島県姶良市北山の小字に駒立あり。地名はコマダテ。長崎県壱岐市では防人が馬立山に立って国を守ってきたと伝える。時代、位置不詳。伝承での発音はマタテ。長崎県壱岐市郷ノ浦町麦谷触に分布あり。
2021年 5月 4日 更新