直山の由来、語源、分布

ナオヤマ 【直山】^{レベル3
約200人}  日本姓氏語源辞典

石川県、大阪府、北海道。

①地形。まっすぐな山から。石川県金沢市丸の内が藩庁の加賀藩士、和歌山県有田郡広川町西広に江戸時代にあった。

②地形。鹿児島県の奄美群島の一字姓である直に「山」を追加。推定では1953年の日本復帰時。鹿児島県大島郡瀬戸内町与路に分布あり。直ナオ参照。三重県では鹿児島県大島郡瀬戸内町の出と伝える。来住の時代は不詳。

③事物。滋賀県甲賀市土山町鮎河にある臨済宗の見性庵の僧侶による明治新姓。同寺の山号の直指山から「直」、「山」を使用。

※宮城県白石市で1829年（文政12年）に横山姓から改姓した事例があった。横山ヨコヤマ参照。