マツノ 【松野】レベル6
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日本姓氏語源辞典
神奈川県、大阪府、東京都。続いて岐阜県、愛知県、静岡県、兵庫県、北海道、熊本県、千葉県。
①静岡県富士市南松野・北松野発祥。平安時代に記録のある地名。東京都千代田区千代田が政庁の江戸幕府の幕臣に江戸時代にあった。同幕臣に伝承あり。山梨県南巨摩郡身延町椿草里では1160年1月から1160年4月(平治元年12月から永暦元年3月)の平治の乱に敗北して静岡県中部(旧:駿河国)から来た松野氏の後裔と伝える。
④新潟県上越市牧区東松ノ木発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はマツノキ。同地に分布あり。
⑤合略。赤松と浅野の合成。広島県広島市中区基町が藩庁の広島藩士に江戸時代にあった。同藩士は赤松姓の「松」と軍功により浅野氏から賜った「野」から称したと伝える。推定では安土桃山時代。赤松参照。浅野参照。
⑥地形。松と野から。鹿児島県いちき串木野市冠嶽に江戸時代にあった門割制度の松野之屋敷から。屋敷による明治新姓。善隣。大阪府泉南市鳴滝に分布あり。
⑦コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。東京都大田区で1953年12月17日に帰化の記録あり。本姓は李。帰化の初出。李参照。