シマウチ 【島内】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。島状の土地の内から。長崎県の島原半島で1637年(寛永14年)・1638年(寛永15年)にあった島原の乱での戦功により居住地の地名から賜ったと伝える。伝承地不詳。高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士に江戸時代にあった。鹿児島県伊佐市大口渕辺に江戸時代にあった門割制度の島内門から。門による明治新姓。愛媛県宇和島市日振島に分布あり。同地は瀬戸内海の島の土地。宮崎県小林市真方に分布あり。宮崎県えびの市島内は江戸時代に記録のある地名。地名は「島中」とも表記した。
※佐賀県佐賀市多布施の島内からと伝える。時代、位置不詳。佐賀県鹿島市常広・高津原が藩庁の鹿島藩士に江戸時代にあった。
②創賜。秋田県大館市では戦国時代・安土桃山時代の武将である島清興(島左近)のお抱え刀鍛冶の後裔が「島」に「内」を追加したと伝える。島参照。
2021年 1月 16日 更新