テラオ 【寺尾】レベル6
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日本姓氏語源辞典
愛知県、兵庫県、静岡県。続いて大阪府、東京都、愛媛県、神奈川県、岡山県、広島県、新潟県。
①地形。寺と尾根から。徳島県美馬郡つるぎ町貞光中山では明治新姓と伝える。
※愛媛県西条市丹原町寺尾は経由地。江戸時代に記録のある地名。地名は1281年(弘安4年)に没した寺尾氏によると伝える。
※新潟県刈羽郡刈羽村寺尾は経由地。戦国時代に記録のある地名。地名は寺尾氏の戦国時代の開発によると伝える。同地に分布あり。
②静岡県静岡市清水区由比寺尾発祥。戦国時代に記録のある地名。
※徳島県海部郡海陽町では静岡県富士市・富士宮市(旧:富士郡)の寺尾の出と伝える。時代、位置不詳。
③長野県長野市松代町東寺尾・西寺尾発祥。戦国時代に記録のある地名。
④群馬県高崎市寺尾町発祥。戦国時代に記録のある地名。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代にあった。
⑤神奈川県綾瀬市寺尾南・寺尾北発祥。鎌倉時代に記録のある地名。
⑥埼玉県秩父市寺尾発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に鎌倉時代にあった。
⑦長崎県雲仙市愛野町乙寺ノ尾発祥。江戸時代に「寺之尾」の表記で記録のある地名。同地に分布あり。
⑧愛媛県大洲市松尾の小字の寺尾から発祥。同地で江戸時代に称したと伝える。
2020年 12月 21日 更新