原本の由来、語源、分布

ハラモト 【原本】^{レベル5
約2,000人}  日本姓氏語源辞典

広島県、兵庫県、山口県。

①地形。原のそばから。広島県呉市広石内に江戸時代にあった。

②創賜。原に「本」を追加。島根県安来市安来町大市場では島根県安来市赤崎町の原氏に仕えて赤崎屋の屋号で醤油を扱って1836年（天保7年）に称したと伝える。原ハラ参照。

③コリア（朝鮮・韓国）系。複数の起源の全体における推定での比率は約20%。大韓民国江原道原州市発祥。原州の日本音はゲンシュウ、コリア音はウォンジュ。「原州が本貫」の意。大阪府吹田市で1986年5月1日に帰化の記録あり。本姓は辺。原州辺氏は元の時代のシナから来住したと伝える。辺ヘン参照。

④コリア（朝鮮・韓国）系。大韓民国慶尚南道昌原市発祥。昌原の日本音はショウゲン、コリア音はチャンウォン。「昌原が本貫」の意。山口県下関市で1963年1月16日に帰化の記録あり。本姓は黄。黄コウ参照。