カネダ 【兼田】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①金田の異形。愛知県稲沢市稲島町、鳥取県鳥取市東町が藩庁の鳥取藩士に江戸時代にあった。長崎県南島原市深江町戊、福井県小浜市谷田部では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。善隣。広島県呉市蒲刈町宮盛に分布あり。
②福井県三方上中郡若狭町兼田発祥。江戸時代に記録のある地名。同地で1196年(建久7年)に包枝氏の記録あり。包枝はカネエダで現存するか不明。神奈川県横浜市では戦国時代に居住した土地で1633年(寛永10年)の小田原地震後に神奈川県小田原市城内の小田原城を修復するため来住したと伝える。神奈川県小田原市城内が藩庁の小田原藩士に江戸時代にあった。
③コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約1%。地形。金田と同源。山口県岩国市で1959年9月18日に帰化の記録あり。本姓は金。金参照。
④鹿児島県大島郡天城町兼久発祥。江戸時代に記録のある地名。兼久の「兼」を使用。同地に分布あり。
⑤地形。鹿児島県の奄美群島の一字姓である兼に「田」を追加。鹿児島県大島郡徳之島町母間に分布あり。同地に1879年に兼姓があった。鹿児島県大島郡徳之島町花徳で1879年に記録あり。兼参照。
2022年 9月 11日 更新