カネマツ 【金松】レベル4
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日本姓氏語源辞典
①兼松の異形。長崎県長崎市高島町に分布あり。長崎県諫早市飯盛町下釜では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。愛知県犬山市に戦国時代、徳島県徳島市徳島町城内が藩庁の徳島藩士に江戸時代にあった。佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内の小字の金松は記録時代不詳の地名。地名はカナマツ。
②事物。鹿児島県出水市野田町下名に江戸時代にあった門割制度の金松門から。門による明治新姓。植物のコウヤマキの別名に金松あり。発音はキンマツ。
③奈良県宇陀市榛原大貝の小字の金松から発祥。同地付近に分布あり。地名はカナマツ、姓はカナマツ、カネマツ。
④コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約5%。事物。金に「松」を追加。愛知県名古屋市昭和区で1958年3月25日に帰化の記録あり。本姓は金。金参照。
2022年 9月 26日 更新