トヨヤマ 【豊山】レベル4
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日本姓氏語源辞典
①地形。豊かな山から。愛知県岡崎市康生町が藩庁の岡崎藩士に江戸時代にあった。
※大阪府北部・兵庫県東南部(旧:摂津国)で799年(延暦18年)に豊山忌寸の氏姓の記録あり。京都府京都市に805年(延暦24年)に居住。
※沖縄県に琉球王国時代にあった。
②地形。鹿児島県の奄美群島の一字姓である豊に「山」を追加。推定では1953年の日本復帰時。鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木に分布あり。豊参照。
③個人名。鹿児島県大島郡和泊町内城では江戸時代の人物である豊峯の後裔が称したと伝える。鹿児島県大島郡和泊町和泊で1879年に記録あり。
④事物。青森県八戸市内丸に江戸時代にあった豊山寺の僧侶による明治新姓と伝える。寺号はブザン。
⑤コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は約40%。大韓民国慶尚北道安東市豊山邑発祥。地名の日本音はホウサン、コリア音はプンサン。神奈川県横浜市南区で1956年1月27日に帰化の記録あり。本姓は洪。洪参照。京都府宮津市で1962年10月31日に帰化の記録あり。本姓は崔。崔参照。
2022年 10月 16日 更新