薬丸の由来、語源、分布

ヤクマル 【薬丸】^{レベル4
約800人}  日本姓氏語源辞典

鹿児島県、福岡県、宮崎県。

①薬師丸姓あり。鹿児島県曽於郡大崎町横瀬の龍相城に戦国時代、鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士に江戸時代にあった。薬師丸ヤクシマル参照。

②地形。鹿児島県曽於市大隅町坂元に江戸時代にあった門割制度の薬丸門から。門名は推定では薬師を祀る丸い土地から。門による明治新姓。

※鹿児島県肝属郡東串良町新川西も薬丸門の比定地。

③福岡県築上郡上毛町上唐原の小字の薬丸林から発祥。同地では旅をしていた僧侶が体を壊して丸い薬を飲ませた住民が賜ったとの伝あり。同地付近が比定地の多布郷に鎌倉時代・南北朝時代に薬丸名があった。