イソダ 【磯田】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①地形。磯と田から。埼玉県行田市本丸の忍城に安土桃山時代、神奈川県小田原市城内が藩庁の小田原藩士、長野県長野市松代町松代が藩庁の松代藩士、埼玉県秩父市荒川贄川、大阪府泉佐野市、三重県津市美杉町丹生俣に江戸時代にあった。小田原藩士は三重県伊賀市・名張市(旧:伊賀国)の出と伝える。鳥取県西伯郡南部町鴨部では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。同地は内陸の土地。
※群馬県藤岡市付近(旧:緑野郡)の磯田からと伝える。時代、位置不詳。
②宮城県大崎市岩出山磯田氏家舘発祥。戦国時代に記録のある地名。地名は「礒田」とも表記した。同地で1337年(建武4年・延元2年)に氏家氏が館を構えて郷を「磯田」と呼称したと伝える。氏家参照。宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩士に江戸時代にあった。同藩士は静岡県西部(旧:遠江国)の出と伝える。
※宮城県宮城郡松島町磯崎長田に分布あり。磯崎は江戸時代、長田は鎌倉時代に記録のある地名。
2022年 3月 6日 更新