田宮の由来、語源、分布

タミヤ 【田宮】^{レベル5
約8,600人}  日本姓氏語源辞典

山形県、大阪府、北海道。

①地形。田と神社から。福井県‎坂井市‎春江町西長田‎付近（旧：田宮）は奈良時代、茨城県土浦市田宮は室町時代に記録のある地名。新潟県新発田市大手町が藩庁の新発田藩士に江戸時代にあった。静岡県静岡市駿河区小鹿の伊勢神明社の神主に存在。

②埼玉県北葛飾郡杉戸町付近（旧：田宮荘）から発祥。江戸時代に記録のある地名。埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野にある真言宗の永福寺では1276年（建治2年）に田宮氏がいたと伝える。

③愛知県稲沢市の日下部付近（旧：田宮）から発祥。鎌倉時代に記録のある地名。

④宮田の異形。鳥取県東伯郡琴浦町赤碕では島根県安来市伯太町東母里の亀遊山城にいた宮田氏が落城後に擬装するため逆にしたと伝える。推定では戦国時代。宮田ミヤタ参照。

⑤和歌山県橋本市橋谷の小字の田宮台から発祥。同地付近に分布あり。

⑥シナ（中国）系。地形。呂を含む「宮」に「田」を追加。山形県上山市で1992年8月4日に帰化の記録あり。本姓は呂。呂ロ参照。