トウバル 【桃原】レベル5
約4,000人
日本姓氏語源辞典
沖縄県。モモハラも含む分布。トウハラは稀少。トウは「平地」の意。推定では「タオ(峠)」からで原義は「傾斜地」。
①沖縄県うるま市与那城桃原発祥。大字としては1947年に成立した地名。琉球音もトウバル。同地に分布あり。
②沖縄県中頭郡西原町桃原発祥。琉球王国時代に記録のある地名。琉球音もトウバル。
③地形。桃と原から。岐阜県下呂市小坂町湯屋では草分けと伝える。岐阜県下呂市萩原町跡津、岐阜県郡上市八幡町島谷では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。発音はモモハラ。
※奈良県高市郡明日香村飛鳥(旧:桃原)発祥。古墳時代に記録のある地名。地名はモモノハラ。
④コリア(朝鮮・韓国)系。推定での比率は1%以下。地形。李の字義の「スモモ」から「桃」を使用。大阪府大阪市城東区で1967年11月13日に帰化の記録あり。「李原」ともあり。本姓は李。李参照。李原参照。
2022年 1月 23日 更新