徳丸の由来、語源、分布

トクマル 【徳丸】^{レベル5
約8,000人}  日本姓氏語源辞典

大分県、宮崎県、鹿児島県。

①大分県大分市丸亀上徳丸・下徳丸発祥。南北朝時代に記録のある地名。愛媛県伊予郡松前町徳丸は南北朝時代に記録のある地名。

②福井県あわら市中番に分布あり。同地の小字に表徳丸あり。福井県坂井市付近（旧：河口）で1004年から1012年（寛弘年間）に記録あり。石川県金沢市丸の内が藩庁の加賀藩士に江戸時代にあった。石川県白山市徳丸町は室町時代に「得丸」の表記で記録のある地名。

③地形。江戸時代にあった門割制度の徳丸門から。門の位置の例。鹿児島県霧島市隼人町嘉例川、鹿児島県鹿屋市輝北町諏訪原、宮崎県宮崎市高岡町上倉永。鹿児島県鹿屋市串良町有里では徳丸屋敷。門名、屋敷名は好字の「徳」と丸い土地から。門、屋敷による明治新姓。

※大分県豊後高田市見目の小字の徳丸から発祥。同地付近に戦国時代にあった。