サカイリ 【坂入】レベル5
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日本姓氏語源辞典
茨城県、東京都、栃木県。合略。坂本と入野の合成。栃木県真岡市茅堤では坂本氏が入野氏を嫁に迎えて坂本の「坂」と入野の「入」から称したと伝える。推定では戦国時代頃。坂本参照。入野参照。茨城県下妻市本城町の下妻城の城主だった多賀谷氏の家臣に安土桃山時代、茨城県筑西市赤浜、茨城県筑西市甲が藩庁の下館藩士、香川県高松市玉藻町が藩庁の讃岐高松藩士、東京都千代田区千代田が政庁の江戸幕府の幕臣に江戸時代にあった。
※エミシ系。茨城県筑西市石塔では「十九」と表記してサカリと発音していたと伝える。十九は現存するか不明。同地では皇紀からでは弥生時代となるヤマトタケルの東征の際に帰順したエミシがもてなして見送る際に盛りの年頃の青年が見送って賜ったとの伝承がある。サカリの発音は盛りから。
2020年 3月 29日 更新