前山の由来、語源、分布

マエヤマ 【前山】^{レベル5
約10,900人}  日本姓氏語源辞典

和歌山県、新潟県、鹿児島県。地形。前の山から。佐賀県佐賀市城内が藩庁の佐賀藩士、佐賀県鹿島市常広・高津原が藩庁の鹿島藩士、富山県砺波市東保に江戸時代にあった。鹿児島県曽於市の財部町では鹿児島県姶良郡湧水町から1601年（慶長6年）に来住したと伝える。鹿児島県姶良市船津に江戸時代にあった門割制度の前山門から。門による明治新姓。石川県珠洲市大谷町では石川県金沢市丸の内が藩庁の加賀藩主だった前田氏の一族と伝える。推定では前田姓を憚って江戸時代初期に改姓。前田マエダ参照。埼玉県飯能市岩渕に江戸時代にあった。同地では長野県の前山郷で南北朝時代に称したと伝える。長野県上田市前山は室町時代に「前山郷」と呼称した地名。