カネク 【兼久】レベル4
約900人
日本姓氏語源辞典
沖縄県、愛媛県、広島県。カネヒサも含む分布。愛媛県ではカネヒサが主流。
①地形。沖縄県、鹿児島県の奄美群島ではカネクは「砂原」、「浜の砂地」の意。沖縄県うるま市与那城屋慶名が本拠。鹿児島県大島郡与論町茶花で1879年に記録あり。同地で同年に金久姓の記録もあり。金久参照。
②鳥取県米子市兼久は戦国時代に記録のある地名。地名はカネヒサ。広島県呉市の音戸町に戦国時代にあった。発音はカネヒサ。兵庫県姫路市本町が藩庁の姫路藩士に江戸時代にあった。
③広島県尾道市美ノ郷町中野の小字の兼久から発祥。同地付近に分布あり。地名、姓はカネヒサ。
2022年 9月 11日 更新