ハッタンダ 【八反田】レベル4
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日本姓氏語源辞典
①地形。江戸時代にあった門割制度の八反田門から。門の位置の例。鹿児島県伊佐市大口篠原、鹿児島県鹿児島市東谷山、鹿児島県南さつま市金峰町白川。門名は約8,000平方メートルの田から。門による明治新姓。石川県能美市牛島町では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。北海道虻田郡倶知安町に石川県能美市から1896年に移住した事例があった。
②宮崎県宮崎市高岡町上倉永の小字の八反田から発祥。同地に江戸時代に門割制度の八反田門があった。門による明治新姓。
③熊本県上益城郡御船町小坂では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。熊本県熊本市東区八反田は江戸時代に記録のある地名。
※青森県南津軽郡田舎館村八反田は経由地。戦国時代に「八段田」の表記で記録のある地名。地名は戦国時代の八反田氏の居住によると伝える。青森県弘前市下白銀町が藩庁の弘前藩士に江戸時代にあった。
2021年 11月 27日 更新