ニヘイ 【仁平】レベル5
約7,600人
日本姓氏語源辞典
茨城県、栃木県、東京都。ニヒラ、ニダイラも含む分布。事物。二瓶の異形。栃木県河内郡上三川町上郷では江戸時代に苗字帯刀の許可を得ていて元は二瓶姓だったと伝える。東京都豊島区付近(旧:豊島郡)で1571年(元亀2年)に記録あり。茨城県桜川市松田では平氏が「仁」を追加して1377年(永和3年・天授3年)12月7日に称したとの伝あり。茨城県桜川市岩瀬では平安時代の武将である平将門の後裔が称したと伝える。平参照。北海道札幌市では栃木県芳賀郡益子町小泉の出で移住後にニヒラに発音を変えたと伝える。伝承からの推定では1900年頃。茨城県下妻市下妻甲が藩庁の下妻藩士、福島県田村郡三春町大町が藩庁の三春藩士に江戸時代にあった。下妻藩士は江戸時代に「仁瓶」、「二弊」とも表記した。二弊は現存するか不明。1151年から1154年(仁平年間)の元号あり。元号はニンペイ、ニンピョウ。
2023年 3月 4日 更新