窪田の由来、語源、分布

Kubota (くぼた) 【窪田】^{等級6
約 53,600 人}  日本姓氏詞源辭典

長野県、東京都、山梨県。続いて神奈川県、北海道、大阪府、鹿児島県、愛媛県、千葉県、埼玉県。

①地形。窪と田から。山梨県山梨市中村では1429年から1441年（永享年間）より居住したと伝える。長崎県対馬市に戦国時代にあった。岐阜県揖斐郡池田町田中では草分けで農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。愛媛県今治市玉川町桂では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。富山県南砺市池尻では同地の窪にあった本家から1854年から1860年（安政年間）に分家して称したとの伝あり。富山県砺波市鷹栖で明治新姓との伝あり。江戸時代にあった門割制度の窪田門から。門の位置の例。鹿児島県姶良市平松、鹿児島県曽於市末吉町深川、鹿児島県肝属郡肝付町新富。門による明治新姓。善隣。鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原に分布あり。

②福島県いわき市勿来町の窪田から発祥。室町時代に記録のある地名。

③奈良県生駒郡安堵町窪田発祥。平安時代に記録のある地名。同地に南北朝時代にあった。