泉の由来、語源、分布

Izumi (いずみ) 【泉】^{レベル6
約 68,300 人}  日本姓氏詞源辭典

北海道、大阪府、東京都。続いて兵庫県、神奈川県、福岡県、愛媛県、秋田県、石川県、千葉県。ミナモトは稀少。埼玉県、千葉県印西市でミナモトが存在。

①地形。泉から。鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県大島郡瀬戸内町伊須では1827年（文政10年）に賜ったと伝える。鹿児島県大島郡喜界町に江戸時代にあった。石川県金沢市観法寺町では明治新姓と伝える。

②千葉県柏市泉発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名は「和泉」とも表記した。

※茨城県筑西市泉は経由地。江戸時代に記録のある地名。地名は泉氏の開発によると伝える。

③石川県金沢市泉発祥。江戸時代に記録のある地名。平安時代に称したと伝える。

④栃木県塩谷郡塩谷町泉発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に戦国時代にあった。

⑤長野県松本市中山の和泉から発祥。戦国時代に記録のある地名。地名はイズミで「泉」とも表記した。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代にあった。

⑥福島県いわき市泉町発祥。江戸時代に記録のある地名。同地が藩庁の泉藩士に同時代にあった。

⑦広島県尾道市美ノ郷町中野の小字のいづみから発祥。

⑧伊豆味の異形。沖縄県での改姓。推定では1945年以降。

⑨合略。沖縄県での泉水の略。推定では1945年以降の改姓。泉水センスイ参照。

⑩職業。富山県黒部市三日市では江戸時代の和泉屋の屋号から「泉」を使用したと伝える。推定では明治新姓時に称する。

⑪コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は1%以下。地形。白を含む「泉」を使用。大阪府大阪市中央区で1992年8月10日に帰化の記録あり。本姓は白。白ハク参照。

⑫スペイン系。地形。東京都千代田区で1966年7月16日にスペイン出身の宣教師のルイス・フォンテスが帰化して泉類治に改名。ポルトガル語で「泉」を意味するフォンテス（fontes）の意訳。

Minamoto (みなもと) 【泉】^{レベル6
約 68,300 人}  日本姓氏詞源辭典

泉イズミ参照。